近頃は海に行っても悲しいことばかりでしたが、久しぶりに楽しいシュノーケリングでした。

道から入れないとか、結構な長距離を泳がなきゃ行けないようなところには、まだ昔のような宮古の海が残っています。

ここは初めて行く場所で、以前からグーグルマップの画像で良さそうなところだなーと思っていた場所。道路からはアクセスできないんで、片道30分以上泳がないと行けません。

そうしてたどり着いた小さなビーチでしたが、これが予想以上に素晴らしい所でした。

波打ち際から10mも行かない浅瀬にサンゴが育っていて、
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その先は見渡す限りの枝サンゴの群落。
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場所によっては違うサンゴも育っています。
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表面に傷がまったくないオオハマサンゴ。
ちかごろは、これの上に座って写真を撮るバカな観光客もいます。
注意すると逆ギレされたりして、観光客の質がどんどん悪化しています。
ブームになるとロクなことはありませんな。
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そして、砂底には海藻がカーペットのように育っています。
これ、健康な海にとってはとても大切なこと。サンゴと海藻があってこそ、海の生き物が育まれるんですね。
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だから近頃は見かけることが少なくなった貝も、あちこちに。
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昔はシュノーケリングのポイントなど、観光客の方にも気軽に教えていたんですが、今は絶対に教えないことにしています。
SNSで拡散して、インスタ映え目当ての環境保護など気にしない人たちに、文字通り踏み荒らされることになりますからね。残念だけど仕方がありません。

もっとも、ここに行くには結構な距離を泳がなきゃならないし、流れもあるんで、こんなフィンでも履いてないと無理ですけどね(笑)
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