今日は「なつうがん祭」。

なつうがん を漢字にすると「夏願い」。
夏の豊年祈願のことです。

かつては、12人の司が取り仕切る神事でした。
司とは神事を司どる女性の神官のことで、ユタとは違います。
彼女らが神様に祝詞をあげ、御嶽の神様の許しをえてから御嶽の掃除を行い、神様に夏の
豊作を祈願する厳粛な儀式だったそうです。
大浦部落の御嶽は自分勝手に入って良いところではなく、決められた日に決められた作法で入らないとならない場所なので、掃除をする時でも勝手に入るわけにはいかない場所なんです。
沖縄の御嶽は怖いところなのは、身をもって経験していますので、御嶽に入る時には邪念を持たないように注意しています(怖い話はこちら)。

近年は、大浦部落も御多分に漏れず過疎化してしまい、司を継ぐ女性もいなく、伝統的な神事は行われなくなってしまいました。

それでも、なつうがんの日には、御嶽に挨拶をしてから御嶽まわりの掃除を行います。
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午後からは集会所で宴会。

不思議なことに掃除に参加する女性はいても、宴会に参加する女性は一人もいません。
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「女性はこないんですか?」と聞いたら
「誰も来たがらないさー」だそうで、宗教上の理由ではないそうです。
つまり、酔っぱらった男が集まってさわいでる場に同席したくない、、、という(笑)。
それが証拠に折り詰めだけ貰いに来た女性もおりましたが、それも、集会所の前で旦那に電話して、旦那に外まで持ってこさせるという徹底ぶり。
どんだけ嫌われているんだか。。。。。
折り詰めは定番の三枚肉と昆布の煮物に、じゅーしーおにぎり。
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そして宴会の基本「挨拶」です。
老人会会長の挨拶から始まり、
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自治会長の挨拶、
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そのほかにも、前自治会長の挨拶、〇〇さんの乾杯の音頭(何回も乾杯します)と、延々と挨拶が回され、もちろんオトーリも回ります。

こうして、部落の宴会はどんどんグダグダになりながらエンドレスで続きますw
来たくないという女性の気持ちも、わかりますね(笑)

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